「そろそろ結婚したいけど・・・どうやって相手を選ぶべきか、基準がわからない。本当に好きな人?それとも経済力?誰が私の(僕の)運命の人??」
結婚適齢期と言われるお年頃になると、相手をどう選ぶべきか迷ってしまいますよね。
ちょっと強気なタイトルにしてしまいましたが・・・私が周りの人を見てきて自分自身も痛感する結論はこうです。
結婚相手は、相手が誰でも結果は同じ。
なぜなら、今のあなたが学ぶべきことを教えてくれる人が結婚相手になるから。
「〇〇さんと結婚できたから、一生なんの問題もなく幸せに暮らせました!」そんな人は一人もいらっしゃらないのではないでしょうか。
最終的にあなたが結婚しようと決めた相手は、どんな方であれその時のあなたにぴったりの学びをくれる人です。
なので、たとえ後から「失敗だった!」と後悔しても実は失敗ではありません。
1年後、2年後、10年後・・・もし自分が「この人とじゃ幸せになれないかも」と思ったとしても、かならずそこに行くまでにあなたは大切なことを学びます。
結婚相手の選び方がわからない!【正解はありません】

たとえばAさんとBさんのお二人がいて、結婚相手として選ぶならどっちがいいのだろう?と悩んでいたとします。
Aさんは安定した収入があって、良い旦那さんになってくれそう。だけど正直そんなに好みのタイプではない。
一方のBさんは経済面では期待できなそうだけど、とにかく相性がバッチリ。何してても一緒にいて楽しい。
あなたが家庭的な幸せを求めるならAさんとでしょうし、一緒にいてとにかく幸せを感じられる!と思える人を求めるならBさんでしょう。
どちらをえらべば正解、なんてことはありません。
さらに、自分は絶対Aさんだと思っていたのに、自分の心にウソをついてBさんと一緒になった。でも、あれ?意外と楽しく過ごせてる!なんてケースもあるでしょう。
つまりどんなお相手を選んでも、結婚を「幸せ」なものにできるかは、自分次第。
そしてこれは断言できるのですが、人は「選ばなかった方」をどうしても美化してしまいます。
「あの時、もしAさんを選んでいたらこんな気持にはならなかったかもしれない。」「もしこれがBさんだったら、こんなふうには言わなかっただろうな。」なんていう風に。
だけど結局、AさんでもBさんでもなにかしらの「問題」はでてきます。
そしてそれは、あなたがお相手を通してご自身で解決しなければならない問題なのです。
とはいえ、結婚後どうしても「この人と一緒にいると自分が苦しい!」と感じるならば、離婚しても良いと思います。
(逆にたった1度で結婚相手を決められる人ってすごいなと私は思います!)
それでも自分が幸せになれそうな結婚相手を探したい!

とはいえ、結婚相手はこの人!と信じて疑わない相手を選べるようになるコツがあるとすれば、それは「チャンスがあれば色んな人とお付き合いしてみること」だと思います。
こういうと女性はビッチに聞こえるかもですが・・・だけど、「自分にはどんな人が合うのか」なんて、実は当人でさえちゃんと把握できていないことが多いのです。
私の友人に女優のような美人さんがいるのですが、彼女は結婚前まで「道をあるけば何人もの女性から逆ナンされる」ような男性とお付き合いしてきました。
お相手は、毎回いわゆるイケメンのモデルさん。しかし、「イケメンと付き合っているとライバル女性からの色んな罠にかけられて、日々余計なトラブルでで心から幸せを感じられない・・・」と気づいた彼女。
最終的に彼女が選んだのは、外見ではなく内面が素敵で彼女のことを一途に思ってくれる男性でした。
私も、結婚前は「来る者拒まず去るもの追わず」で、いろんな方とお付き合いしてみました。
その中で「これをされると私は嫌なんだな」「相手がこういうタイプだと長続きしないんだな」など、様々なことを学びました。
独身時代、一人の方と半年以上お付き合いが続いたことがない状態の私が今の夫と約10年も続いているのは、この時たくさんの(本当にたくさんの!)失敗や苦い思い出があるからだと断言できます。
なので、男性も女性も「自分には絶対この人しかいない!この人こそが自分の運命の人だ!」なんて頑なにならずに、あなたに声をかけてくれる方がいればひとまずお付き合いしてみるのも良いと思います。
お付き合いしてみて、「この人意外といいかも!」なんて思え、想像以上にピッタリと息が合う関係になれるかもしれません。
そして何人もお付き合いしてみて、傷つけ傷つけられ、愛を与えて与えられてしていく中で、自分が本当に一緒にいたい相手に求めることがわかって来るはずです。
一見不幸そうに見える夫婦でもちゃんとバランスが取れている

また、夫婦やカップルで「あの人は結婚相手を間違えたんじゃないかな・・・早く別れた方がいいと思う!」と感じるような仲の二人でさえ、実は当人同士はそれでバランスが取れている、という場合もあります。
たとえば、知り合いに旦那様が働かずに奥様が長年働いて家計を支えていらっしゃるご夫婦がいて、ずっと「そんなに文句を言うなら早く別れちゃえばいいのになぁ・・・」と思っていた方がいます。
でもなんだかんだとお二人は仲良しなのです。
それをみて、「このお二人は結局奥様が世話好きで、旦那様は世間体を気にせずに甘えていられる仲なんだな、これでお二人はぴったりバランスが取れているんだな」と感じました。
逆に言えば・・・奥様は、旦那様にお金がなくったって、彼のことを心から愛している、ってことですよね。
「相手がこうじゃなきゃ付き合わない」という条件付きの愛とは正反対の、ある意味「無償の愛」とも言えます。
そう考えると、もしかしたらお二人は究極の愛で結ばれているとも言えるのかもしれませんね。
まとめ

今回は、結婚相手の選び方がわからない!とお悩みの方へ、周りを含めて実体験としてお伝えしました。
どんな方と結婚しても、結局は相手を通して自分自身の問題と向き合うことになります。
あなたの中で、どうしても許せない!と思えるところがないお相手で、この人かなぁ・・・と思えるお相手がいれば、一度結婚してみても良いかもしれません。
(軽く言いますが 笑)
たとえどんなに「この人ダメだ!」と結婚して思ったとしても、そこにはたくさんの学びがあり、あなたが大きく成長するきっかけを与えてくれ、むしろ恩人となりうる可能性だってあります。
私自身がそうでした。
結婚して大切なことは、お相手をあなたがどんなふうに見るのか。
素敵だと思うところを見つけて、それを素直にお相手に伝えてあげて、人としての魅力をお互いに高め会えるような関係を作れれば、たとえお互いに欠点があったとしても、きっと素晴らしい結婚生活を送れることと思います。
たとえ「この人だ!」と運命を感じずに「この人でいいのかな?」と不安に思っていたとしても、ご縁があれば結ばれます。
要はあなたとお相手で後々「私達、運命の出会いだったよね」と言えるような仲をお二人で築き上げていけば良いだけ。
大丈夫。素敵なあなたは、きっと同じくらい魅力的な方と素晴らしい関係を築くことができるはずです!
あなたの幸せを心より願って・・・素敵なお相手と巡り会えますように♡



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