「どうしても周りのみんなと仲良くなれずに、いつも浮いてしまう。」「何度教えてもらっても理解できないことが多く、いつも叱られてしまう。」
周りはいとも簡単そうに人生を楽しく過ごしているように見えるけど、なぜか自分には足りないことが多すぎる気がする…。
今回は、そんなご自身を「欠点だらけ」と思い込んでいるが、少しでもそのままで楽しく生きられる3つのコツをご紹介します。
目次
「欠点だらけの自分」の烙印は誰が決めたもの?

「自分は欠点だらけで、取り柄なんて一つもない気がする。」と仰る方は、優しくて自分のことよりも人を優先させてしまうような方が多い気がします。
また、幼少期にご家族から「お前はダメだ」と言われ続けて育った、という方も少なくありません。
そのため、他人から見れば「とても魅力あふれる素敵な子」だったのに、ご自身ではダメだと思い込んでしまってどんなにうまくできても「どうせこのくらい誰でもできる」という考えになってしまう方も多いようです。
まずは「欠点だらけの自分」と思うようになってしまったきっかけが、どこにあるのかその理由をたどってみましょう。
もしも家族や先生、周りの人に言われた言葉からご自身が「欠点だらけ」と思っている場合は、少しずつでいいのでその言葉を無視する練習をはじめてみましょう。
欠点だらけの自分でも楽しく生きるコツ①物事をジャッジしない

「欠点だらけの自分はここがダメであんなところもダメで…。」と、物事の良しあしをジャッジする癖はないでしょうか。
ご自身のことだけでなく周りの人に対しても「あの人のあんなところは良いけど、あそこは欠点だよね。」という風に。
もし日々の生活において、何が良くて何が悪いと判断する習慣があれば、それを考えないように意識してみましょう。
他人をジャッジしてしまうと、自分も生きづらくなってしまいます。
良しあしの判断ではなく、どんな部分もその人の「個性」とみなしてみるのです。
私が大好きな言葉のひとつに、「みんな好きなように生きている」というものがあります。
自分にとっては「なんだかイマイチ相性が合わないなぁ…。」と思う人にも、その人と息がぴったり合う人は沢山います。
つまり、自分にとって都合が悪い相手であっても、みんな好きなように生きているだけのこと。
他人を判断するのはやめて、「なんだか一緒にいて居心地がいいな。」と思える人とだけ心を通わせればよいだけの話なのです。
人をジャッジせずに、直観で自分が心地よいと思える人と一緒にいれば、自然と自分のことを大切にしてくれる人ばかりになります。
自分を大切にしてくれる人が増えれば、自然と自分自身のことを丸ごと受け入れられるようになります。
欠点だらけの自分でも楽しく生きるコツ②他国の文化や思考に触れてみる

欠点だらけの自分が好きになれない、という時には、ぜひ他国の文化に触れてみることをお勧めします。
例えば、思ったことをすぐ口にしてしまうのが欠点だと思う人は、アメリカ人と付き合うとかなり波長が合うはずです。
ヒステリックやうつ病になりそうなメンタルが弱い自分が嫌という人は、パリが似合いそう。(フランスの歌手ZAZは「La Parisienne」の中で、「いたって平凡で強烈な欠点がない自分はパリジェンヌにはなれない、悔しすぎる!」と歌っています。)
待ち合わせにいつも遅れてしまう、ドタキャンしてしまう…という人は南米の人と仲良くなれるかも。
あなたが「欠点」だと思ってることって、世界のどこかの国ではむしろ当たり前であったり、それが長所とされることも沢山あるのです。
学校や会社だけが世界のすべてではありません。
もっと大きな視点でとらえると、どんな人の「欠点」も、その人のユニークさでに過ぎないと思えるようになります。
欠点だらけの自分でも楽しく生きるコツ③テレビやネットニュースを見ない

「欠点だらけ」と悩んでいる人に私が最もお勧めしたいのは、実はこの「ネットやテレビを極力見ないこと」です。
テレビやネットって、どうしてもショッキングなニュースや誰かを集中攻撃するようなトピックを扱いがち。
なぜかというと、人は本能的に「怖いもの見たさ」があるからです。
私は朝から「どこかで事件があった」「誰かが法律を犯した」なんてニュースを見ても気分は良くなりません。
また、「あの人のこんなところが悪い」というコメンテーターの発言を聞いても幸せな気持ちにはなりません。
それどころか、「自分にも同じようなところがあるなぁ。もしかしたら世間的には私のこんなところってダメなんだろうか。」と気になってしまいます。
嫌なニュースを目や耳から取り入れても、自分が幸せな気分になることはないと断言できます。
たった一人のコメンテーターの発言を自分に反映させて落ち込んでしまうよりも、人生波にのって楽しく過ごしている人の考え方でも取り入れた方がよほど爽快な気分で一日を過ごすことができます。
自分のことを「欠点だらけ」と責めてしまいがちな人は、一度「世間の評価」から距離を取ってみてください。
少しずつ自分をダメだと思いすぎるクセが薄れていくはずです。
まとめ

本気で悩んでいる人にとっては、欠点だらけの自分ってとても受け入れられるものではないと思います。
「どんなに頑張ってもやっぱり自分の欠点を受け入れることができない。」
「周りはあんなにできるのに、自分はなぜこんなこともできないんだろう。」
どうしても自分を肯定できないあなたへ、最後にブルーハーツの「少年の詩」のこのフレーズを。
「どうにもならないことなんて どうにでもなっていいこと。
先生たちは僕を不安にするけど それほど大切な言葉はなかった。」
ご自身が「どうにもならない私の欠点」と思っていること、本当はどうにでもなっていいこと(深く悩む必要がないこと)なのかもしれませんよ。
「ダメなあなた」の烙印を押したその人だって、完璧ではないのです。
どうかそんな心無い人たちの評価のために、あなたの人生を無駄にしないでくださいね。
あなたが欠点だらけと思っている部分は、あなたの「個性」に過ぎないだけ。
少しずつ、ご自身を受け入れてやがてそのままのあなたで人生を楽しく過ごせる日々がやってきますように。
あなたの明日が、幸せと笑顔でいっぱいの一日でありますように…♡



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